相場格言「ら行」

「り」

利食い千人力(千両) 
相場における利食いの重要性を説いた格言です。株はいくら含み益があっても利益を確定してはじめて儲けることができます。最初から大きな利益を狙うのではなく、小さな利益をコツコツと積み重なることが何よりも大切です。勝ちパターンを体で覚えてしまうことで、いずれは大きな波にも乗れるようになります。別な格言で「損よりも怖いのは利食いの機会を逸することだ」というものもあり、取れるべき時に取るということを徹底したいものです。

利食いに迷わば半分仕舞え
まだまだ上がると思うが利食いのタイミングを逃したくないという経験をお持ちの方も多いでしょう。利食いするべきか迷ったら、まず半分だけでも利益を確定しておきましょう。余裕を持って次の投資行動に移れ、残り半分のポジションは含み益が無くなっても構わないぐらいの気持ちで相場に接することができれば、利益の最大化が自ずと可能になるものです。

利食い八分
株式相場とは、買いよりも売りの方が圧倒的に難しいです。欲望に負ければいつかは相場から退場させられるかもしれません。まさに八分をもって良しとせよといったところでしょう。

利食いは器量
重みのある格言です。自分よりも数倍も稼いでいる人を見ると羨ましくも思い、向上心があれば何とか近づきたいと思うものです。しかし、それぞれの投資家において、スタートの時点で知識、経験、資金の種類、資金量、リスク許容度といったものが皆一律ではありませんので、誰かの真似をして投資をしても同じような結果を得ることはできません。最終的に儲けの金額で差がつくのは、その人の器量の大きさによるものでしょう。

利食いは急ぐな、損急げ
人間とは不思議なもので、頭でわかっても行動に移すことが簡単ではありません。普通の投資行動では、利益確定が早く損切りが遅れがちです。9勝1敗でも相場から退場させられてしまう人がいるのは、一つの損失が致命的になっています。目指す究極のスタイルは、1勝9敗でも多額の利益を得ることです。ロスカットが上手な人ほど勝率は落ちます。勝率にこだわっても相場では勝ち残れませんので、利益を伸ばすことと同時に損失を最小にすることを日々徹底しましょう。

利があればどこからかくる金の蛇、われも人もと買いの行列
大相場には下手に逆らうなということを例えた格言です。数年に一度ある大相場には、順張り投資で利益の最大化を狙うことが大切です。相場で大きく稼いだ人はこの大相場に乗った人。大相場に乗れるか否かで最終的な利益に差がつくものです。

理屈は後から貨車でくる
一旦相場がトレンドを形成しはじめた時、その理由を説明できる人は少ない。少し遅れてから相場を解説する材料、理由などが出てくるものですが、株価の値動きはすべての理由を先行します。

利乗せは最後にやられる
利乗せとは利益が出ているポジションに対する買い増し(カラ売りでは売り増し)のことですが、平均取得価格が高くなる方向で買い増ししているため、少し逆に振れただけでも損失になる可能性がより高まります。それでも買い増しする場合は、押し目に限った方が無難です。

両建ては損から外せ
両建てとは、現物株買いに対して同株数でカラ売りすることです。急騰株が売り禁になる直前での両建てが最も有効的ですが、相場経験豊かな人でも両建ての扱いは難しいものです。往々にして往復ビンタ(買いと売りの両方で損する)となってしまいます。両建てを外す時には、必ず損の出ている建玉を外しなさいとした格言です。

理外の理にも理がある
株式相場というのものは、人間の心理の影響を大きく受けます。「行き過ぎもまた相場」ということが往々にして起こります。

理屈に当たり相場にはずれる
理論や理屈にもとづいて投資をしても決して儲けることができないことを例えた格言です。頭でわかっててもそれを実行することにはなりません。相場での経験に勝るもの無しです。

猟師は潮を見る
経験豊かな猟師なら気象のほかに潮流の微妙な変化を読み取って出漁の機会をつかみます。

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